「子犬の飼い方」「よくある病気や症状」「犬のことがよくわかるコラム」の3つについて情報をお届けします。子犬と上手に暮らすヒントが見つかれば、楽しい毎日を過ごせますよ!

飼い主さんは注意して!子犬が骨折しやすい原因

ミカ
子犬のころに気をつけてあげたいのが骨折です

ユキ
モモ(ユキの愛犬)も家中走り回るからなぁ
転ばないかヒヤヒヤすることがあるよ

ミカ
特に子犬に多い骨折の原因をお教えしますので、
ユキさんもぜひ覚えておくと良いですよ

■一番多い原因は外部からの強い衝撃■

子犬の喧嘩で骨折?

ミカ
まずは衝撃による骨折です

・高所から落ちる
・扉に足が挟まれる
・うっかり足を踏んでしまう
・ほかの動物と喧嘩をする(主に散歩中)
・交通事故に遭ってしまう

ミカ
甘く考えがちなものとしては、高所からの落下です

ユキ
というと?

ミカ
子犬の骨はとても弱いので、10cm程度の高さからの衝撃で骨折することだってあります

ユキ
ええ!たった10cmで!?

ミカ
さらに、元々骨が細い犬種のトイプードルやチワワなどは骨折しやすいです

ユキ
家の中だからって油断は禁物なんだね

ミカ
ベッドや椅子からぴょんと飛び降りることはよくありますから、
しっかりと気をつけてあげてください

■病気で骨が弱くなる■

ミカ
病気の影響で骨が弱くなり、骨折へ繋がるケースがあります
詳しく説明しますね

骨粗しょう症

骨の中で蓄えられているカルシウムが何らかの原因で減少して骨がスカスカになり、
その結果骨折しやすくなってしまう病気です。

特に症状が現れないため、骨折してしまうまでわからないケースも多いです。

クル病

生後3ヶ月以内の子犬に多い病気です。
骨を作る重要な栄養素『ビタミンD・カルシウム・リン』が体内で不足している場合に骨が弱くなってしまいます。
 ※子犬時はクル病、成犬時は骨軟化症と名前が異なります

関節が膨らむ、足が変形する、足を引きずるといった症状が現れます。

骨腫瘍

骨に発生するがんの腫瘍で、最も深刻なケースです。

足を引きずる、足が腫れるといった骨折に似た症状が現れます。
骨が弱くなって骨折しやすくなりますが、それだけではありません。
悪性腫瘍だと転移が早く、場合によっては足の切断や死に至る危険な病気です。

ユキ
病気は怖いね……しっかり予防してあげたいよ

ミカ
栄養バランスが取れたごはん・適度な運動・日光浴
このあたりを徹底しましょう

ユキ
日光浴も大事なの?

ミカ
犬は日光浴によって体内でビタミンDを生成するんです
ビタミンDは骨の強度に大きく関わりますから

ユキ
そうだったんだ、わかったよ!

■意外と多い原因、栄養不足■

ミカ
先の内容と重複する部分がありますが、もう少し掘り下げて解説しますね

骨粗しょう症とクル病の原因となる栄養不足。
「おねだりされるから、ついあげちゃうんだよね」
と、無計画にごはんやおやつを食べさせる飼い主さんは少なくありませんが、

・ごはんが愛犬に合っていない
・甘いおやつをあげすぎている

もしこのような場合だったらどうなるでしょうか。

カルシウム・リン・ビタミンD・タンパク質といった、
体に大切な栄養素を偏って摂取してしまい、足りない栄養素が出てきます。

その結果、骨粗しょう症やクル病へ発展する場合も……。

子犬の食生活を今一度再確認してみましょう。

子犬に食べさせるべきごはんの種類や回数は、以下の記事で紹介しています。

ユキ
飼い主の無責任な行動が思わぬ病気を招いちゃうんだね……
モモのために正しい知識をつけなきゃ!

■子犬を骨折から守ってあげるのは飼い主さんです■

子犬を骨折から守ってね

ミカ
ここまで紹介してきた骨折の原因、
ほとんどは飼い主さん次第で事前に防げるものが多いんですよ

ユキ
確かに……
うっかり子犬の足を踏むとか、ちょっと確認すればいいだけだもんね

ミカ
ざっくりまとめると、飼い主さんの不注意が原因と言っても過言ではありません

ユキ
私も気をつけなきゃ……

ミカ
ちなみに私は室内では犬の足を踏まないように自然とすり足になりますよ(笑)

ユキ
犬のことを思っていると、自然とそういうことができちゃうんだね
勉強になったよ

■まとめ■

・子犬はまだ骨が成長しきっていないため、骨折しやすい
・原因は主に『衝撃』『病気(栄養不足)』
・飼い主さん次第で防げるものが多く、大きな原因は『飼い主さんの不注意』ともいえる